4月7日から3日間、三熊野神社大祭が遠州横須賀を舞台に開催されました。
我が
拾六軒町「ち組」は、小太鼓、大太鼓の主力が小学校中学年~園児のため、いったい太鼓はどうなってしまうんだろう・・・と正直なところ心配していました。
このため、稽古場では3月から1ヶ月、毎日みっちりと練習をしました。時には青年が太鼓をやるしかないと思うこともありました。
でも、子供たちの「ねりきち度」は自分の予想を遥かに上回り、本番では自分の期待以上の太鼓を披露。曳き手とお囃子と祢里が一体になることができました。
青年が調子よく祢里を曳けば子供たちの太鼓の調子が良くなり、青年の調子が悪くなれば太鼓の調子がすぐ悪くなる。逆もしかり。
それは言葉では言い表せない感覚的なものだと思うけど、子供たちの太鼓を上達させる近道は青年が調子よく曳くことで、それを子供たちが肌で感じ、頭ではなく感覚として覚えることができるんだということを、改めて気付くことができました。
今年の祭りの一番の収穫。
それは、「ち組」継承者である子供たちの台頭だったと、今、大祭を振り返って強く感じています。
これからも、青年が子供たちの足を引っ張ることのないように、祭りでは常に調子よくいきたいですね。
※三熊野神社大祭の詳細は、「
遠州横須賀観歩記 by 笠井屋」さんや「
遠州横須賀 め組」さん、「
DyDo日本の祭り 特派員ブログ」さんにお任せしちゃいます。