「ち組」継承者たちの台頭

4月7日から3日間、三熊野神社大祭が遠州横須賀を舞台に開催されました。
「ち組」継承者たちの台頭
我が拾六軒町「ち組」は、小太鼓、大太鼓の主力が小学校中学年~園児のため、いったい太鼓はどうなってしまうんだろう・・・と正直なところ心配していました。
このため、稽古場では3月から1ヶ月、毎日みっちりと練習をしました。時には青年が太鼓をやるしかないと思うこともありました。

でも、子供たちの「ねりきち度」は自分の予想を遥かに上回り、本番では自分の期待以上の太鼓を披露。曳き手とお囃子と祢里が一体になることができました。

青年が調子よく祢里を曳けば子供たちの太鼓の調子が良くなり、青年の調子が悪くなれば太鼓の調子がすぐ悪くなる。逆もしかり。

それは言葉では言い表せない感覚的なものだと思うけど、子供たちの太鼓を上達させる近道は青年が調子よく曳くことで、それを子供たちが肌で感じ、頭ではなく感覚として覚えることができるんだということを、改めて気付くことができました。

今年の祭りの一番の収穫。
それは、「ち組」継承者である子供たちの台頭だったと、今、大祭を振り返って強く感じています。
これからも、青年が子供たちの足を引っ張ることのないように、祭りでは常に調子よくいきたいですね。

※三熊野神社大祭の詳細は、「遠州横須賀観歩記 by 笠井屋」さんや「遠州横須賀 め組」さん、「DyDo日本の祭り 特派員ブログ」さんにお任せしちゃいます。


同じカテゴリー(三熊野神社大祭・ちいねり)の記事
16 新年会
16 新年会(2013-01-01 10:33)

あと少し
あと少し(2012-12-14 20:05)

みどころ始動
みどころ始動(2012-12-13 21:47)

千秋楽
千秋楽(2012-09-16 20:37)

あさねり
あさねり(2012-09-16 06:08)

改修の結果
改修の結果(2012-09-15 21:21)

この記事へのコメント
三熊野神社大祭、大変お疲れ様でした。3日間楽しませていただき、また、お世話になりありがとうございました。8日は笛吹き泣かせの強風で時々音を風に持っていかれてしまい、まだまだ精進がたりないと痛感させられました。毎年3日間笛を吹いていると、どこかで鳥肌が立つほど心地いい時がきます。場所は毎年違いますが、今年もきました。「あぁ~きたきた」っちゅう感じです。だからやめられないですね。本当にありがとうございました。
Posted by RED MOON at 2006年04月12日 08:36
RED MOONさん、大祭お疲れさまでした。また、3日間ありがとうございました。
せっかく笛吹きさんが心地よい音を奏でてくれているのに、それに応えることができず申し訳なく思う時もありました。
が、一体になれたときの気持ちよさはホント鳥肌が立つような感覚になりますよね。来年はもっと「きたきたっ」という感覚をたくさん共有できるようにがんばります。
Posted by 遠州横須賀1652 at 2006年04月12日 12:26
以前・・・メールした相良町民です。
三熊野神社大祭御疲れ様でした。
今年も見に行きました!
8日の午前中だけだったけど楽しませて頂きました。
ち組の宮入見ました・・・子供たちの太鼓が
上手くて驚きました!音が頭に染み付いて今でも覚えてます。
祢里の写真いっぱい撮りました。
また来年も行こうと思ってます。
Posted by は組□相良 at 2006年04月12日 15:57
は組口相良さん、横須賀へお越しいただきありがとうございます。
は組口相良さんの機動力には頭が下がりますね。今後もお越しいただいた皆さんに恥ずかしくないような祭り文化を継承できるよう、精進していきたいと思います。
Posted by 遠州横須賀1652 at 2006年04月12日 17:34
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

写真一覧をみる

削除
「ち組」継承者たちの台頭
    コメント(4)